未来からの贈り物





伊東「奉行所に申し出てみたら如何でしょう」


莉奈「金掴ませて黙らせてるに決まってるでしょう!!! 京を守るのも京都守護職の新選組の仕事でしょう!!!」


近藤「決め付けるのは良くない。莉奈。明日、奉行所に届け出てみることにしよう。それでも取り締まらないようなら我々が何とかしよう」


莉奈「………………………。はい」


伊東「流石近藤さん。話が分かる方で良かった」


近藤「しかし!家茂公も狙われた身だ。そうは待たん。三日待っても奉行所が動かなければ改めるぞ」


莉奈「はい!」


土方「市村兄弟はどうする。近藤さん」


近藤「今更帰してもまた強請りや暗殺を遣らされるだけだ。帰す必要はない」


伊東「冗談じゃありません!!!」


莉奈「彼等は町民です。親の借金を返せないから働いていただけです!!!」


伊東「柄が悪いじゃありませんこと?」


源さん「新選組はゴロツキばかりだよ」


伊東「……………………………。」


土方「二人の役職は俺が決める。良いか?」


近藤「構わん。部屋は平隊士の部屋へ……」


土方「あぁ。他に何かあるか?」


幹部「……………………………。」


近藤「では解散っっっ!!!」



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その日の夜中……

門番「奇襲だぁーーーーーー!!!」


岩倉一味が仲間の奪還の為に屯所を攻撃した。


莉奈「だから潰すって言ったのに!!」


総司「文句は後!!鉄之介と辰之助を守りなさい!」


莉奈は二人を掴み、自分の背後に隠し、抜刀した


莉奈「刀は使えるの?」


市村兄弟「いや……使えない」


ん?史実では市村の両親は長州藩士に殺されているんじゃなかったっけ?


だから、強くなりたいと新選組に入隊するんじゃなかったっけ?


まぁ、今聞き出すことじゃないな…。


莉奈「分かった。じゃあ、私の後ろにいなさい」


一味「最後尾に仲間と天女がいるぞ!」


一味「蔵にもいるぞ!」


一味「天女は頂いて帰るぞっっ!!!」


一味は屯所に火を放った


莉奈「っっっ!!! 誰も屯所内にいないよねっっっ!!!」


平助「山南さん!!!」


莉奈「武田さん!この二人を組長の名にかけて守って下さい!」

隣にいた武田に2人を任せ、井戸に駆け出し、水を被って屯所内に入って行った


山南さんの部屋へ行くと山南さんは抜刀し部屋を飛び出る所だった


莉奈「わぁっっっ!!! ビビった!
無事ですか。良かった……。外に出ましょう!」