未来からの贈り物





市村兄弟「本当に俺ら新選組に入るのか?」


莉奈「嫌ならまたあいつの所に戻っても良いけど、次は助けないよ?」


辰之助「……………………………。」


左之「新選組に一度入ったら脱退はできねぇ」


新八「隊士として松平容保公に忠義を尽くす」


一「武士として生きるも博徒として生きるもお前達が決める事だ」


土方「言っとくが、新選組は甘い組織じゃねぇ。莉奈が無理矢理連れて行こうが甘やかしはせん」


莉奈「奴らの所に戻ったら殺されるよ」


鉄之介「俺は莉奈について行く」


辰之助「荷物を……」


莉奈「奴らがいたらやられるから、全てが終わったら取りに行けば?」


土方「奴らの居場所だけ教えろ」


辰之助は頷き歩き出した。


……………………………



辰之助「此処だ」ボソ


屋敷の前にはイカツイ男達がたむろしていた。


幹部たちは莉奈を囲むように歩き、一味から莉奈が見えないようにした


一味は幹部達を睨み付けている


幹部達も睨みながら、でもお互い口を開く事なく通り過ぎた



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莉奈「明け方なら博徒はいないでしょ」


山南「史実では岩倉具視はどのような位置に着いているのでしょうか」


莉奈「政に大きく関わる大幹部」


山南「暗殺すべきだと思いますか?」


莉奈「来年辺りから奴は大きく動き出します。強盗、強姦、殺戮を部下達にやらせます。 そんな奴が日本の幹部になって良いとは思えないんです。因みに伊藤博文は初代総理大臣。日本の頂点に立ちます。 天皇を暗殺した奴がですよ?

腐った奴が日本の頂点。あなたはそんな奴に従えますか?」


幹部「……………………………。」


近藤「奴らを殺したら本当に未来が変わるぞ?お前のいた世の様に平和な世ではないかもしれないのだぞ」


莉奈「幕府が堕ちても良いのですか?」


土方「近藤さん。天皇と幕府を守れれば公武合体が上手く行くかもしれないぞ」


伊東「私は賛成しかねます。彼らは尊皇攘夷。我々新選組が掲げる誠ですよね?」


莉奈「長州は尊皇攘夷を利用してるだけで、尊皇としても動いてません!!!
寧ろ暗殺しようとしてます。攘夷どころか武器の輸入もしてますし!」


伊東「……………………………。」


莉奈「長州は別に私は敵だと思ってないので戦おうとは思ってないんです。
岩倉具視一味を潰せば市村みたいな子達も解放される」


伊東「あなた!彼等は町民ですよっっっ!!!」


莉奈「町民なら何をしても許されるのですかっっっ!!!」