未来からの贈り物





莉奈「お団子十本とお汁粉二つ!あとは人数分のお茶下さい!!!」


総司「団子十本追加!」


莉奈「……………………………。」ジト


総司「良いじゃない」


莉奈「別に…良いけど……。」


莉奈は男の子二人を見て微笑んだ


莉奈「私は近藤莉奈。あなた達は?」


「市村鉄之介」


莉奈「っっっ!!!
じゃあ……あなたは…辰之助……」


辰之助「っっっ!!!」


莉奈「歴史が……変わってる……」


土方「何だと!!!」


莉奈「ご両親は?」


辰之助「病で死んだ。その借金の為に………」


莉奈「岩倉具視といたいの?」


鉄之介「いたいわけないだろっっっ!」


莉奈「よしっ!新選組に入りな?」


全「はぁーーーーーー?」


莉奈「史実通り、この市村兄弟は新選組に入隊してます。 ただ…時期は早まってます」


総司「駄目だよ。そんな何処の馬の骨だか分からない様な奴は………」


莉奈「そんな事言ったら新選組はほぼ何処の馬の骨だか分からないでしょう!」


辰之助「ふざけんなっっっ!!!
勝手に決めるなっっっ!!!」


莉奈「私は岩倉具視一味を…潰します。
死にたいの?」


鉄之介「……………………………。」


莉奈「国の為に……生きなよ……。
お団子……食べな? お腹空いてるんでしょ?」


二人はお団子を無心で食べている


……………………………



左之と平助、一が暖簾を潜って椅子に腰掛けた


左之「何だ?この餓鬼は……」


総司「莉奈を殺そうとした奴だよ」


シュンッ!


三人は市村兄弟に剣先を向けた


莉奈「仕舞って!!!座りなさい。
彼らは今日から隊士です。可愛がってあげてください」


左之「何だと?」


平助「屯所にいたらいつ莉奈を狙うか分からないだろうっっっ!!!」


莉奈「市村辰之助。鉄之介。彼らは最後まで新選組と共に戦います」

辰之助は……鳥羽伏見で脱走する。


それでも良いよ……。今を生き延びれば………。


莉奈「市村兄弟はね?ご両親が亡くなって借金返済の為に奴らに着いていただけだから……」


一「信用ならん」


莉奈「岩倉具視一味を……潰します」


三人「っっっ!!!」


莉奈「今から彼らに連れてって貰います」


辰之助「勝手に決めるなっっっ!!!」


莉奈「あなた達が天皇と将軍の命を救うのっっっ!!!」


市村兄弟「っっっ!!!」


莉奈「あなた達の命は私達が守るから」


土方「敵の数は?」


辰之助「博徒も入れれば……三、四十。
いつもいる奴らは十程か……」


莉奈「……………………………。」