未来からの贈り物





総司「莉奈……ごめん。守れなくて…」


莉奈「総司の…。せいじゃない」


総司「……………………………。」


莉奈「誰も……総司を……責めてないし……生きてるから……大丈夫……」


総司「ごめん……」


莉奈「寝よ?」


総司は申し訳程度布団に入って来た


莉奈「総司……今だけは…側にいて」


総司「側にいるよ……朝まで……」


莉奈「はぁ〜〜〜〜〜〜……。
落ち着く………」


総司「傷口に触るから……離れて」


莉奈「無理……私の居場所は此処だから」


総司の胸に顔をうずめる。


莉奈「総司の居場所も……此処だから」


総司はそっと抱き寄せた


総司「痛くない?」


莉奈「平気だよ?」


総司「ふっ! 嘘つき……」


莉奈「このまま……朝まで……」


総司「分かった。朝まで…このまま…」


莉奈「ありがと。 おやすみ」


総司「おやすみ」



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一刻後


スーーーーーー


土方「……………………………。
交代の必要……ねぇな………」


スーーーーーー


土方は部屋へ戻って眠りに着いた


翌朝からは莉奈の看護、巡察、巡回と……忙しい毎日が始まった。


非番の日なんか誰もない……。


疲れていても比例して徐々に回復する莉奈を脱走させない為に宥める幹部たち。


一「莉奈……俺らは疲れてる……。
頼むから……大人しくしててくれ」


莉奈「いつになったら御所いけるの!」


一「医者と局長、土方さん、山崎の許可が降りたらだ」


莉奈「医者だけで良くない?」


一「お前はもう隊士だから仕方あるまい」


莉奈「はぁ〜〜〜〜〜〜……。
早く巡察にも行きたいし慶喜や坂本さん、家茂にも会いたいのにぃ〜〜〜」


一「ちゃんと寝てれば直に治る。頼むから寝ててくれ」


莉奈「はい。因みに…あとどれ位?」


一「二月程か……」


莉奈「はぁ?そんなに待てない。逃げ出すしかないな」


一「おっ!お主っ!たった今、頼むから寝ててくれと言ったら、はいと申したではないかっっっ!!!」


莉奈「そうですか?」


一「(ワナワナワナワナ)頼むから…
寝てくれ………」


莉奈「お……。怒らないで。分かったから……。 そうそう。私ね?居合が好きになったよ?」


一「……………………………。そうか」


莉奈「私には居合が合ってる」


一「まさか……お前が居合いとはな」


莉奈「はい。私も驚きました」


一「居合は危険だ。一瞬の戸惑いが命取りになる。抜き刻を間違えるな」


莉奈「心得ております」



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