未来からの贈り物





莉奈「……………………………。
総司……。席を外して貰えないかな…」


総司「いいえ。聞きます。」


莉奈「総司……。お願い……」


総司「嫌です。此処にいます」


莉奈「では……。この話はこれまでにしておきます。 兎に角……会津より北上させないで下さい。勝っても負けても会津で全てを終わらせて下さい」


松平「聞きたい。沖田。外せ」


慶喜「沖田……来い」
慶喜は立ち上がり総司を引き摺って退室した


……………………………………



慶喜「沖田。よく聞け。
莉奈はお前の恋仲であり部下かもしれんが……御所や大阪城に参る時は天女として来ておる。言いたくないこともやりたくないこともこれから沢山あるだろう。

天女として動いている時は莉奈の言うことを聞け。 ただの近藤莉奈になった時に恋仲として接する事。ちゃんと使い分け出来ぬなら莉奈と恋仲になる資格などない。飲めるか……。出来ぬなら莉奈の護衛は土方にする」


総司「……………………………。
分かりました。」



……………………………



松平「して……何があるんだ」


莉奈「会津戦争の新撰組局長は……
斎藤一です」


松平「近藤は……」


莉奈「殆どの幹部は戦死。近藤さんも……沖田も……。土方も……。

新撰組は壊滅します。 私は……

幕府を残し、開国します。そして……

新撰組を守ります。あなたは我々の頭。

あなたには忠誠を誓いますが……むやみやたらに戦をすれば良い訳ではありません。」


松平「また戦が始まるのだな?」


莉奈「史実通りであればそうなります。まず、薩摩を手放さない事が先決。

史実の戦は起きなくとも、攘夷との戦は免れないかもしれません。」


松平「……………………………。
慶喜公から同盟の話は聞いておる。
そちはメリケンを支持しとるようだが」


莉奈「同盟を組まないとそれこそ日本は乗っ取られます」


松平「仕方なく……か?」


莉奈「いいえ?諸外国からも色々な情報、技術が入って来ることにより、日本は小さな巨人となります」


松平「は?」


莉奈「日本は小さな島国ですが、世界中から支持される大きな国となります。

良き文化を残し、良き文化を取り入れる事により、日本は先進国となり、カラクリや医療技術が優れ、世界中に多大なる貢献をすることになるでしょう。」


松平「っっっ!!!誠かっっっ!!!」