莉奈「捨てられると思った……」


総司「ふふ……」


莉奈「一人ぼっちになると思った…」


総司「莉奈……」


莉奈「許さないっっっ!!!」


莉奈は総司から離れて土方の部屋へ走り


スパンッ!


ドカッ!


飛び蹴りからの〜〜〜正座


莉奈「信じられないっっっ!!!」


土方は畳に転がっている


莉奈「座ってっっっ!!!」バンバン


莉奈の前の畳を叩き、座らせる


莉奈「裸に抱き付いてあり得ない冗談まで言って訂正せずに帰るとは何事ですかっっっ!!!」


土方「……………………………。」


莉奈「あなたを見損ないました!あなただけは違うと思ったのに!!!」


バンバン畳を叩きながら怒りを露わにする


土方「……………………………。」


莉奈「聞いてますか?怒ってるんですよ?」


土方「脳が揺れてる…………」


莉奈「大体あなたは私の恋仲でもないのに布団に入ってくるって何ですか?」


土方「……………………………。
お前……俺に飛び蹴りかましたな?」


莉奈「慶喜の時は更に額、頬に一発。玉を握りつぶし、股間を蹴りました。
そこまでして欲しいんですか?」


土方「結構だ。タダの冗談だろ。
あの位で泣くなよ」


莉奈「はぁ〜〜〜〜〜〜ん………
あなたが悪いのに開き直るつもりですか?そうですか。成る程。あなたは慶喜ですか?人間の底辺ですか?」


土方「たかが裸見られた位でギャーギャー言うな」


莉奈「ほぅ……。私の涙返して下さい!!!まずごめんなさいでしょ」バンバン


畳を叩きながら土方を叱る莉奈


土方「スミマセン。ごめんなさい。
許してください」


莉奈「誠意は何処に落としましたか?」


土方「はぁ?」


莉奈「誠意!!! 本当に申し訳ないと言う気持ちですよ!!!」


土方「申し訳ないと思っておりません」


莉奈「あぁ。そう言うことですか」


土方「えぇ。あなたに触れられて幸せの極みで御座います」


莉奈「……………………………。
私に二度と触らないでっっっ!!!」


土方「嫌ですよ」


ダンッ!


莉奈は右足だけ前に出し土方の顔スレスレまで近付いた


莉奈「さようならっっっ!!!」


土方「ふっ!」


莉奈は立ち上がり部屋を出て行った


ピシャンッッッ!!!


土方「おもしろい…………」



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