莉奈「何で皆で此処へ?」
左之「莉奈のDVDは総司が持ってるからな……貰いに来たんだ」
総司「……………………………。」
総司は莉奈から離れ、部屋へ向かった
此処は慶喜をこれ以上怒らせたらマズイと言う総司の判断だった
総司はDVDを渡すと、みんなは消えた
莉奈「……………………。戻る?」
総司「無理……。早く帰らないかな。」
莉奈「壬生寺行く?」
総司「そうだね……。散歩しよう。
厚着しなよ?寒いから……」
莉奈「足袋三重履きだし…羽織り二枚着てる」ニコッ!
総司「もう一枚!」
総司は厚手の羽織を着せた。
莉奈「ありがとう」
総司「また熱出たら困るしね」
……………………………
莉奈「冬の空は綺麗だね」
総司「莉奈おいで」
莉奈は総司の膝に座ると総司の羽織に包まれた
莉奈「幸せだね」
総司「うん」
莉奈は総司にkissをすると、総司は答えて舌を絡ませる
土方「……………………………。
またかよ………」
総司「……………………………。」
莉奈「……………………………。」
慶喜「どうしても死にたいらしいな」
莉奈「私からしたんだよ……」
慶喜「答える沖田が悪い」
莉奈「無茶苦茶だよ。それ……」
総司「そうですよ」
慶喜「莉奈。沖田から離れろ」
莉奈「……………………………。」
莉奈は総司から下りて総司の前に立った
莉奈「何する気?」
慶喜「何もしない。莉奈。お前、もう女なんだろ?」
莉奈「えぇ。産まれた時には女でした」
慶喜「沖田と寝てるんだろ?」
莉奈「……………………………。」
慶喜「……………………………。」
慶喜は踵を返し、屯所へ戻った
馬に乗り、御所へ戻った
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莉奈「怒らせちゃったね……」
総司「だね」
左之「良いんじゃねぇか?諦めさせるいい機会だろ」
土方「面倒くせぇなぁ……」
莉奈「……………………………。」
総司「……………………………。」
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総司「子供が出来れば良いのに……」
莉奈「ふふふ。そうですか……」
総司「僕は莉奈も子供も大事にするよ」
莉奈「知ってるよ?壬生寺でいつも子供達見てたら分かるよ」
総司は莉奈を布団に寝かせ、抱き締めた
総司「一生大事にする」
莉奈「ははは……」
総司「何………」
莉奈「宜しくお願いします」
総司は微笑んでkissをした。
総司「慶喜公には負けないよ」
明け方まで愛し合った二人………

