未来からの贈り物




翌21日

慶喜が坂本龍馬を連れてやってきた。


莉奈「近藤莉奈と申します。宜しくお願い致します」ペコリ


坂本「うわぁ〜〜〜」


莉奈「初めてのご挨拶にうわぁ〜〜〜。は傷付きます。本当に……」


坂本「いやいやいやいや……。美し過ぎるき……。済まんのぅ。儂は坂本龍馬じゃき。宜しゅう」ペコリ


莉奈「坂本龍馬と言えば……私の世に知らない者はない有名人です。あなたに会えて光栄です」ニコッ!


坂本「儂の宿に泊まりに来んか」


莉奈「……………………………。」
眉間に皺を寄せる莉奈。


慶喜「俺でも断られたんだ。お前に着いて行く訳ないだろ!」


坂本「まっこと美しいがじゃ〜〜」


莉奈「ありがとうございます」


土方「莉奈は譲りません。予めご了承下さい」


坂本「フッ!何処からも欲しがられるんじゃな」


慶喜「家茂もだぞ」


坂本「はははは…。慶喜公も側室にしたかったが?」


慶喜「当然だ!!! 断られたが、あと数年は此処と御所を行き来する生活だ。それまでに物に出来ればと思ってる」


莉奈「キモッ!やめてよ!」


慶喜「ん?」


莉奈「気持ちが悪い。何度お前の情事を見たと思う?その度に、吐き気と不快な想いをしてる私の身にもなって下さい」


慶喜「お前が勝手に入ってくるのが悪いのであろう!!!」


莉奈「朝から晩までやってるお前が悪い」


坂本「気性が洗いのぅ……」


莉奈「此処にいれば必然的に強くなりますから」ニコッ!


坂本「オナゴなのに……」


莉奈「今の私が好きですから良いんです」


慶喜「俺にこんな態度をとれるのは日本でこいつだけだ」


莉奈「へぇ〜〜〜〜〜〜………」


慶喜「正室とも側室とも離縁したら俺の妻になるか?」


莉奈「絶対嫌っっっ!!! そもそも慶喜は恋愛対象外!!!」


慶喜「エゲレス語は分からん」


莉奈「日本語ですっっっ!!!
恋をする対象にあなたは入ってないと言うことです!!!」


慶喜「地位も名誉も金もある。顔もよし。何が不満なんだ!!!」


莉奈「妻帯者は無理。それに、偉い人達と住むのも嫌。まず総司がいる時点で無理」


坂本「総司とは?」


土方「新撰組一番組組長沖田総司。莉奈の許嫁だ」


坂本「そんなに良い男がか?」


慶喜「大した事ない。平凡な男だ」


スパンッ!


総司「その平凡な男に負けたのは何処のどいつですかっっっ!!!」