未来からの贈り物





莉奈「みんながそれぞれ役割があって私を支えてくれるから私がいるんです。一人でも欠けたら私は私ではいられなくなるし、開国も出来ない」


山南「……………………………。」


莉奈「山南さんにそれぞれのサプリはありますか?」


山南「恋仲担当はいます。喧嘩担当もいます。仲間担当もいます。」


莉奈「心の担当がいませんねぇ…。」


山南「明里は心の担当もしてくれてます」


莉奈「ダメです!一人一つ!二つ求めてはいけません!一つが欠けると総崩れになります。心は重要な担当なんです」


山南「心担当……心担当……源さんとかどうでしょう」


莉奈「山南さんが心を開けるなら良いと思います」


山南「妹に教えを乞うなど……」


莉奈「常識は大事ですけど、常識に縛られないで下さいね?

世の天才や科学者は皆常識人ではありません。 みんなと違うから鬼才などと呼ばれるのですよ? 画家も音楽家も…常識に囚われない人が頂点に立つんです」


山南「ほぅ………」


莉奈「世界には色々な偉人がいます。詩人も作曲家も役者も……みんな考え方が違うんです。今、日本は改革しようと長州も幕府も戦ってます。

どうせ戦うなら良い方に向かうように戦いましょう。無駄な血が流れない世に……。」


山南「そう言えば……天女は破天荒ですね」


莉奈「ふふふ。そうでしょう。そうでしょう。 土方さんも、史実では凄い事しでかす破天荒者ですよ?

彼の指揮は……目からウロコ。上杉謙信の様な武士になり、日本中から支持される凄い人になりますよ」


山南「っっっ!!! 日本中から……」


莉奈「農民の出でも…彼は武士の中の武士です。新撰組は……私が最も尊敬する武士です。そこの総長のあなたは……新撰組の頭脳。 私は伊東甲子太郎なんてどうでも良い。 私はあなたが必要です」


山南「莉奈…………。」


莉奈「山南さんには申し訳ないですが、攘夷は反対です」


山南「私も今は尊皇開国ですよ?」


莉奈「え?」


山南「公武合体と開国……良いじゃないですか」


莉奈「本当ですかっっっ!!!」


山南「私も殻を破ろうと思います」


ギューーーーーーー!


山南「総司に怒られます」


莉奈「怒られて下さいっっっ!!!」


山南「嫌ですよ」


莉奈「私の兄ですから……」


ポロポロポロポロ


山南「泣かないで……雨が降ります」


莉奈「嬉し涙は降らないんですよ?」


山南「莉奈………」ナデナデ


莉奈「あなたに出会えて良かった……」


山南「私もですよ」



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