未来からの贈り物





莉奈は一月程寝込んだ。


もう少しで年が明ける。山南さんの脱走を防いでから御所に戻る事にした莉奈。


たまに慶喜が来て、総司と喧嘩して帰る。


莉奈「慶喜。薩摩はどうなってる?」


慶喜「友好関係だが?」


莉奈「坂本龍馬に会いたいんだけど…」


慶喜「体は平気か?」


莉奈「呼べる?」


慶喜「屯所にか?」


莉奈「長州と薩摩に手を組ませたくない」


慶喜「ほぅ……坂本龍馬を屯所にな?分かった」


総司「話が済んだらお引き取り下さい」ニコッ!


慶喜「お前に用はない。部屋から出ろ」


総司「生憎私の部屋です」


慶喜「書物でも読んでろ」


総司「莉奈と寝たいんです」


莉奈「煩いなぁ〜〜〜〜〜〜……。」


慶喜「沖田。分かったか?」


総司「慶喜公ですよ?」


莉奈「どうでも良い……」


土方「いつもこうなる。慶喜公に失礼だ」


総司「客じゃないですし」


慶喜「客だが?」


総司「招かれざる客ですか……」


スーーーーーー


慶喜抜刀


莉奈「慶喜!私、病人。喧嘩するなら帰って」


慶喜「帰るわっっっ!!! 次は沖田の巡察の刻に来るっっっ!!!」


総司「いらっしゃらなくて結構ですから」


莉奈「総司も良いから!!! 次は坂本龍馬を……」


慶喜「分かってる。沖田は外せ。邪魔だ」


莉奈「はい」


総司「莉奈……」


莉奈「切り替えは必要ですからね。
大事な話をしたい時は総司はいりません」


総司「……………………………。」


慶喜「だそうだ!沖田」


莉奈「これから国を纏めようって時に…こんなちっさい事で喧嘩するのやめなよね?」



慶喜が帰り、ホッと一息。




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総司「必要ないんだね……。僕は……」


莉奈「あのね?良い?良く聞いて?私が必要なのは、後にも先にも総司だけ。だけど、総司と慶喜がくっ付くと話にならないの。 だから…慶喜がいる時は総司は……ゴメンね?」


総司「大阪城に行く時はどうするの」


莉奈「土方さんに頼むよ……」


総司「土方さんだって莉奈を狙う一人です」


莉奈「土方さんは信用できる。」


総司「……………………………。
どうだか…………………」


莉奈「山南さんか一にする?」


総司「良いよ……。土方さんで……」


莉奈「(クスッ!)ありがとう!総司」



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