土方「あれはもういらないな?」


莉奈「……………………………。はい。 何で見たの?(ポロポロ)あんな汚い物……」


総司「見なきゃ莉奈の辛さを分かってあげられないじゃない……」


莉奈「見ないで欲しかった」


土方「お前はそうだろうな……。だが安心しろ。 俺らは腸煮え繰り返る想いだ。 奴らとは違うって事だ」


土方は莉奈を引き寄せ、抱きしめた


土方「まだ震えてるな………」


莉奈「思い出したくも無かった………」


新八「剣道で忘れさせてやる!!!」


平助「まったく……。天女に手を出すなんて………羽衣さえ使えたらなぁ〜」


ゴンッ!ゴンッ!ゴンッ!ゴンッ!ゴンッ!


莉奈「羽衣?」


左之「何だろうな?」


総司「私にも何の事だか分かり兼ねます」


新八「莉奈……左之の胸当てには意見しないのか?」


莉奈「いぇ……特には………。伸びたら私が着れないだけですから………」


左之「可愛いだろぉ〜〜〜〜〜〜!」


平助「莉奈呑めるか?」


莉奈「いぇ……。呑んだ事ないですね。太りますから」


平助「じゃあ呑もうっっっ!!!」


新八と左之は急いでお酒の用意した。


土方「これから巡察の一は呑むな!」


一「…………………。はい。」


莉奈「…………………マズイ……」


左之「始めは皆そんなもんだ」


新八「腹が出たら困るから明日は剣道一日やってろよ? 明日は俺が稽古付けてやるからな?」


莉奈「呑みたくない」


平助「もう少し飲んだら酔えるから嫌な事忘れられるぞ?」


莉奈「忘れられる?」


平助「あぁ……。酔ってる間は全て忘れて気持ち良いぞ〜? 明日は辛いけどな……」