莉奈「お風呂が怖い………。痛過ぎて泣くかも………。」


総司「手拭いで押さえながら入るんだよ。痛みが和らぐ………。暫くそうして湯槽に入ってたらしみなくなるよ」


莉奈「本当にぃ〜〜〜〜〜〜?」ジト


総司「未来では、怪我したらどうやって入るの?」


莉奈「絆創膏と言って、傷口に貼り付ける物があるんですよ……。水の侵入も防ぐ優れものです」


総司「へぇ〜〜〜〜〜〜………。斬られたらそれを貼れば……」


莉奈「刀傷には無理ですよ?」


総司「そうなの?」


莉奈「擦り傷位ですよ………。大きな怪我はちゃんと縫います」


総司「そっか………。」



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当然、お風呂は大絶叫だ。。。


何処が痛いって鼻が一番痛かったからね………。


総司は終始笑ってらっしゃる


総司「面白い……。そんな所で雄叫び上げてると風邪引くよ?早く入りな」


莉奈「今日は、頭と体を洗って出る事にします」


莉奈はお風呂から出ようとして


グイッ! バシャンッッッ!!!


頭から湯槽に突っ込むコントをした。


莉奈「ぎゃあーーーーーーーー!!!
(プルプルプルプルプルプル)
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!」


総司「ほら……入れた」


莉奈「くぅーーーーーーーー!!!」


膝小僧とは違って鼻は押さえられないからね? シミシミですよ……。


莉奈「信………じ…られない………」


総司「あったまってから出なよ!」


莉奈「痛みと寒さなら……喜んで寒さを取る」


総司「そうだね……。体が冷えても、お互い汗をかけば温まるもんね……」


莉奈「……………………………。
怪我が治るまで見守ると言う愛は無いんでしょうか……。あなたには……。」


総司「冗談だよ!ケラケラ。 だから
温めて出なって言ってんの!!!」


莉奈「感謝します………」




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二人で温まり、早々に出て、石田散薬を飲んで……酔っ払いながらの就寝。