「親友のお前でも、良い所が思い浮かばないって事はさ…。 きっと俺に良い所が無いんだよ。」 弘史が言った。 「…うん、そんな事無いって! ほら、有りすぎてっ…! 何から言えばいいかっ!」 俺が必死に言う。 「……はぁー…!」 …大きな溜め息をつかれた。 「…………席着こ~♪」 笑いでごまかしつつ、席に戻った。 「お前酷すぎっ!」 弘史が叫んだ。 俺は、こういう奴なんです。 許してください。