「学校の事知らないから、色々教えてやれよー。」 えっ…。 いい加減だな、先生っ。 無理です。困ります。 こんな怖そうな人に、どう接しればいいんだ…。 どうしようかと考えてたら…、 「名前、何?」 松山君が話しかけてきた。 「…福島夢璃だよ! 松…山く、んでいいよね……?」 「ダメ。」 ……ガーン。 そっ、即答ですかっ…。 いきなり嫌われちゃったようで。 第一印象が悪かったかな。 なんて、1人で考えていた。