★甘えん坊な彼★~夢璃争奪戦~


「学校の事知らないから、色々教えてやれよー。」


えっ…。

いい加減だな、先生っ。


無理です。困ります。

こんな怖そうな人に、どう接しればいいんだ…。


どうしようかと考えてたら…、

「名前、何?」

松山君が話しかけてきた。

「…福島夢璃だよ!
松…山く、んでいいよね……?」


「ダメ。」

……ガーン。

そっ、即答ですかっ…。


いきなり嫌われちゃったようで。

第一印象が悪かったかな。

なんて、1人で考えていた。