「絶っ対、買ってきてやんねぇ!」

祐璃が言った。

「……………あ、一緒行く?」

「はぃっ…?」

「夢璃も一緒にコンビニ行くよ!」

「なんで、行く前提なってんの…。」

祐璃が言った。


階段を下りる。

「たまには行こうよっ!」

私は言った。

…外に出たくなった。

「分かりました。」

祐璃が言った。

「祐璃、財布持ったっ!?」

「おいおい、弟に買わすつもり?」

「だって、祐璃が夢璃のアイス食べたし。
買ってくるって言ったし…。」

私はアイスの棒を捨てて言った。

「それでも、姉ちゃんかよ。」

そう言いながらも財布を取ってきた。

「行こー。」

「なんで、そんな張り切ってんの…?」