「…まじかよ。」

松山先輩が言う。

「あははっ…!!」

遥香先輩は、物凄く笑ってる。

その理由とは。

「何?その手…?
何で、手繋いでんの!?」

俺は言った。

「おいおい。愁二。
そこは、想像で分かるっしょ!」

智希先輩が言う。

「アハハっ!智希最高っ!」

遥香先輩は、まだ笑ってる。

「センキューセンキュー。」

智希先輩が言う。

「……嘘だ。」

俺は言った。

「嘘に決まってるでしょ…!
いくら何でもね!

ハハハっ…!」

まだ、笑ってるよ。

「いくら何でもって失礼じゃね…!?
なっ、夢璃っ♪」

智希先輩が言う。

「ん?何がー?」

夢璃が不思議な顔してる。

……嘘だ。