夢璃と一緒に教室を出る。

どこにすれば…。

……屋上だ。

よくあるパターンですよ。


そんな事を思いながら、
歩いていると愁二がいた。

「…愁君だー!バイバイー!」

夢璃が愁二に気づいて、手を振る。

「バイバイー♪」

そう言って、振りかえす愁二。

「……………。」

それを見てる俺。

「智希ー?智希ー…!」

夢璃が俺の名前を呼ぶ。

「あっ…。なっ、何!?」

完全、ボーっとしてた。

「どこ、行くの?」

夢璃が聞く。

「屋上ー!」

俺は、言った。

それから、いろんな事を話していると
屋上についてしまった。

「話って何…!?」

物凄く、気になってたんだ…。