★甘えん坊な彼★~夢璃争奪戦~

「ちゃんと、謝れば。」

松山先輩が言った。

「ごめん。」

俺は言った。

「だっ…大丈夫だよっ。」

夢璃が言った。

デートっていうのに最悪…。


「まぁ、謝って済む話じゃないけど。」

松山先輩が言う。

はぁっ…?

どっちだよ、ムカつく。

なんで、夢璃じゃなくて
お前らが偉そうなんだよっ!

智希先輩と松山先輩を睨みつけた。

「なんだよ?」

松山先輩が言う。

「夢璃がキレんなら分かりますけど、

なんで先輩達に
キレられなきゃいけないんすか?」

俺は言った。

「お前、ケンカ売ってんのかよ?」

松山先輩が言う。

「だったらなんすか?
思った事言っただけなんですけど。」

「ちょっと、戒斗抑えなさいよ。」

遥香先輩が言う。

「女に抑えろとか言われてる方も
どうかと思いますけどー♪」

俺は言った。