――夢璃――

「嘘ー!」

朝起きてビックリ…。

八時だった。

「最悪っ。
昨日、長電話したせいだー!」

私が言った。

「休日なのに、うるせー。」

祐璃だ……。

「もう、早くしなきゃっ!」

私は、昨日選んだ服を着た。

ピンク色のTシャツに
赤のチェックでフリル付きのミニスカ。

髪も巻いて、ネックレスもつけた。

「何、朝っぱらから
オシャレしてんの~?」

……祐璃。

「だから、
今日は遊園地に行くんだってばっ!」

私は、言った。

「分かってるけど。

前から思ってたけど、
姉ちゃんと愁二ってラブラブだよな♪」

祐璃が言った。

「なっ…何言ってんのっ…。」

私は言った。