「いつからだよ。」

兄ちゃんが笑って言う。

「出会った時からー。
誰にも渡さないし!」

俺は、負けじと言う。

「独占欲が強い男は、嫌われるぞ!」

「はぁ!?」

俺が、言った。

「冗談に、決まってるだろ~。
俺には、飽きる程いっぱいいるからっ♪」

兄ちゃんが言った。

「絶対、
兄ちゃんみたいになりたくない。」

俺は言った。

夢璃を超える女なんて、

この世にいないねっ!

俺は思った。