「お、あった。あった。」 普段触らないような、物置と化しているところに、小さな箱がある。 その中に、鍵があった。 「やっぱり、ここだったんだ……。」 ふと、自分の腕時計を見てみると…。 「わっ!!やばっ……!!!」 もう、8時になっていた。 いつもだったらもう、家を出ている時間だ。