愛してる。とか言わないで

友也と私はそれから休みの日に会うようになった。



でも、もう非常階段で話したり、毎日一緒に帰ることはなくなった。



会っても、沈黙を埋めるように私達は抱き合うようになった。



友也と会話する…



たったそれだけのことがどうしてこんなに難しいんだろう。



その答えは簡単で…



でもそれを認めてしまったら…



一緒にいられなくなる。



私達は、二人して悪あがきをしているだけなのかな…


当たり前のことだった。



二人が笑ってることなんて、なにも難しいことじゃなかった。



私は、友也といるだけで嬉しくて…



それだけで笑えていたから。



じゃあ…


どうして今は笑えないの…?