愛してる。とか言わないで

土曜日。



久しぶりの友也の部屋。



意識し過ぎて会話もあまり弾まず、沈黙が来る度に私は焦るように話した。



久しぶりで感覚を取り戻すのに時間がかかってるだけ…



「友也、昨日のドラマ見た?」



「昨日は…見てないかな」


友也は会わない間、何をしていたのかな…



亜美佳さんと会っていたのかな。



亜美佳さんとはどうなったのかな…



私達の間で、その話題に触れないというのがひとつの暗黙のルールになっている。



また襲いかかる沈黙を埋めるように友也は私にキスをした。



私は友也に押し倒されて、身を委ねた。



友也の温もりを何度も確認した…



これは夢じゃないんだ…



友也がここに確かにいる…


それを確かめるように。