愛してる。とか言わないで

「莉子…起きろ」



一日中泣いては泣き疲れて寝るの繰り返しで、時間の区別もつかない…



「楓…今何時?ていうか何曜日?」



布団から顔だけ出して聞いた。



「今日は土曜日。今、朝の7時」



学校休みじゃん…



「起きろ」



楓に引っ張り出されて、私はかなり不機嫌になった。


「なんで起きなきゃならないの?寝かしてよ」



また布団へと戻ろうとした。



「いつまでもこんなんじゃダメだろ?」



わかってるし…



私はまた布団をかぶった。


「莉子…今日、俺試合だから見に来いよ。気分転換に」



楓の言葉を無視して寝続ける私の布団を楓は取り上げた。



布団を取り上げられて、私は寝起きの悪さも手伝って怒りが爆発した。