愛してる。とか言わないで

「莉子…距離を置くって言われただけで、別れるわけじゃないんだろ?」



楓がしゃがんで私を見た。


「でも…」



「だったら今何ができるか考えよう。毎日泣いてても何も変わらないだろ?」



楓は私を立ち上がらせて、


「今日は俺のおごりだ!何が食べたい?」



そう言った。



「ラーメン…アイスクリーム…夏期限定のポテトチップス…」



楓は笑いながら、



「それだけ食欲あれば大丈夫だな」



と言った。



楓がいなかったら私は一体どうなっていただろう…



幼なじみが楓でよかった。