愛してる。とか言わないで

友也が去った後の部屋の中で、私は泣くのにも疲れて、ただぼんやり座っていた。


携帯が鳴った。



『何発か殴られた後、亜美佳はトイレに閉じ籠って身を守ってたみたいで、病院で検査したら赤ちゃんも大丈夫だった。

莉子、色々ごめん。

でも、しばらく距離を置きたい。勝手でごめん』



このメールを見て、安心した後に悲しさと不安が押し寄せて来た。



私はこのまま気がおかしくなりそうなほど、泣いた。


友也と別れるのは嫌だよ…


友也のことがこんなに好きなのに…



友也を失うのは嫌だ…



「嫌だよ…嫌だ…友也ぁ…」



私は痛くて痛くてしょうがない胸を押さえて泣いた。