愛してる。とか言わないで

「友也…ごめん」



私は、うつ向いたまま友也に言った。



「何が?」



友也は不思議そうに言った。



「亜美佳さんから電話あったの。私、切っちゃった…ごめんなさい…亜美佳さん助けてって…言ってて…でもまた友也が行っちゃうって思ったら…」



友也は立ち上がった。



「なんでそんなこと…もっと早く言えよ!!」



私は、泣きながら謝り続けた。



「だって、友也盗られたくなかったから…友也に行って欲しくないから…。友也のこと好きだから…嫌だったんだよ…」



友也は舌打ちをした。



私はビクッとなった。



「莉子…幻滅するようなことしないでくれよ」



怖い…



友也が違う人みたい。