愛してる。とか言わないで

私はもう寂しさも悲しさも情けなさも…



全てがピークに達してしまった。



友也の匂いがする布団にくるまって声を殺して泣いた。



私だけを見て欲しいのに…


どうして、ここにいない人が大切なの…?



抱いていない時も私だけを見てて欲しいよ…



嘘なんてつかないでよ…



あの日、駅で二人を見なければ、何も知らずに笑っていられたのに…



友也をただ無邪気に想ってたあの頃には戻れないんだ…


少しずつ確実に開いていく距離に私はどうしようもないぐらいの焦りを感じていた。



友也が電話を終えて部屋に戻ってきた。



様子がおかしいことに気づいたのか、友也は私に近づいてきた。