愛してる。とか言わないで

大きな空の下で広い海の上にいると、今日起きたショックなできごともなんだかちっぽけなことのように思えて来るから不思議…



「来て…よかった」



浮き輪の上に乗った私を流されないように持っている楓に言った。



「うん。よかった」



楓は笑った。



「ありがと…」



昔から泣いてる私をなだめてくれたのは楓だったね…


本当にありがとう。



帰ればまた現実が待っている。


でも、この空や海や楓に…


しっかり向き合う勇気をもらえた気がした。