愛してる。とか言わないで

新学期が始まり莉子に会わない生活が始まった。



莉子に会わないようにしているつもりはないけど、学校で莉子を見かけることはほとんどなかった。



「なぁ、莉子ちゃんと別れたの?」



さっきまで女に囲まれていた光輝が聞きに来た。



「なんで…?」



「女の子達の噂話…」



光輝が囲まれていたのはそのせい…?



「別れてないよ」



光輝を見ずに答えた。



「亜美佳ちゃんもいいけど…莉子ちゃん大事にしてやれよ」



光輝の言葉に少しムッとして、



「考えてるから距離置いたんだよ」



そう言った。