愛してる。とか言わないで

「してない」



笑う私の髪を光輝先輩がクシャクシャっとした。



「うわっ。やめてよぉ」



私は笑いながら光輝先輩の肩を軽く押そうとした時…


友也の手が光輝先輩の腕をパンチした。



「痛っ…」


大袈裟に痛がる光輝先輩が、



「莉子ちゃん、友也は昔から陰険なんだよ」



小さな声で言った。



もしかして、やきもち…?



私のテンションは一気に上がった。



「そんなに莉子ちゃんがかわいいなら海ぐらい連れてってやれよ」



光輝先輩の言葉に、友也は答えない。



「じゃあ、莉子ちゃん俺と行く?もちろんビキニだよねー?」



友也は面白くなさそうな顔をしている。