「ねぇ。私のこと好き?」


隣に座る友也に尋ねる。



「何…急に…」



冷たいようで優しい友也の瞳。



「好き…?」



私は確かめるように聞いた。



「…好きだよ…だから付き合ってんじゃん?」



友也の手が私の肩に触れ、そのままベッドに押し倒される。



見慣れた友也の部屋の天井。


私は、目を閉じた。



友也の体温を感じながら、友也が近くにいることに安心する。




こうしている間は、友也を確実に感じていられる。



私だけを映して…


あなたの瞳に。