キスに秘められた大粒の涙

リビングに入ると…
キッチンで料理している晃の姿が見えた。

美味しそうな匂いがする~

今日の朝ご飯は何かな。



「晃~」


「お、準備出来たのか?」


「うん!!
何か手伝うことある?」


リビングとキッチンの境目を通して、晃と会話。


「特にないかな
もう少しで出来るから、座って待ってろ!
今日はオムライスだぞ」


「やった~
オムライスだぁ!!」


「オムライス好きか?」


「うん
オムライス大好きだよ」


「俺も大好きだ」


「ふふっ」




何か愛の告白みたいで、可笑しい。