「どうする?可愛いしやる?」


「いんじゃね?俺は見ておく立場だけど!!」


二人の話している会話が、駄々漏れで聞こえてきた。


やるって…
何を?



「じゃあ、先客もいねぇみたいだし、俺が最初の相手ね
優しくするから、だからリラックスして」


その直後、私の太ももにふれてきた。

いや、触らないで。



私が体をビクビク震わせると、相手は面白がる半面、その映像を動画に撮っている。


「いいね、いいね
もっと嫌がれよ
その顔が可愛いんだから」


「いや、やめて…」


とうとうその手は、Yシャツに手を掛ける。


もう一貫の終わりだと思っていた私。





誰か…誰か助けて。



晃…