日奈多side 「いらっしゃいませー!」 文化祭当日。 俺は、接客をする役だから、笑顔で対応していた。 「櫻田くんがいると、お客さんがどんどん入るから助かるー♪」 「そんなことないよ」 ハハッと笑いながら、同じ接客役の女の子としゃべる。