俺雅受け取ったのは、シンプルな指輪だった。 少し小さめで小指にちょうどハマるくらいだった。 まさか、夏生が選んだやつ? そう思い、夏生のほうを見ると、ちょうど目に入る夏生の手。 その小指には、デザインが全く同じの指輪がされていた。 「///」 「おー?どうした?日奈多」 「あれー?もしかして、ペアリングぅ?!」 新山に気付かれ、心臓がはねる。