叶都と座った。 …どうしよ。 「…」 「…」 きっと、分かってるよ、ママもパパも。 「…」 どれくらいかな、時間が経ったのは。 きっと10分や15分くらいだと思う。 でも、私たちには長く感じた。 ようやく、口開いた。 「…いきなりなんですが…話があって…」 叶都が言った。 叶都…。 私は、見守るしか出来なかった。 叶都に任せっぱなしでいいのかなんてわからないけど… 結婚を認めてもらうには、叶都からだと、勝手に思ってた。