死神と吸血鬼を好むようになった人間の過程

物事には必ず『終わり』というものが訪れる。


もともと割合豪快な性格だったB君が、はさみを広げ、机に横一線の傷を残した。

当時の私は、『鮮やかだ』と感じてしまっていた。


だが――。