「じゃあ、雅也たちは、食べ終わったら、
 また均等に一杯ずつ私がよそってあげる!
 そして、より多く私によそってもらった方  が勝ちよ!」

なるほど…

「おっしゃあ!どんとこい!」

「これは負けないな」

「ウフフ、いくよー。よーいスタート!」

二人が揃って食べ出す。

これが、数分後には一人になっていると
思うと、怖い。

最初はいい感じだ。

二人ともペースを落とさず、
ヒーヒー言いながらも食べている。