「あ、私スーパー寄るからこっちから帰るね」

「あ、俺付き合うよ?」

「え、大丈夫だよ。
 雅也くん反対方向でしょ?」

「女の子をこんな時間に
 一人にさせられないだろ」

女の子///

「くそー、俺も家まで送りてえけど
 今日はこれから塾なんだよ~くそー!」

隼人が空に向かって叫んだ。

「じゃあ、仕方ないな。またな」

「またね、隼人」

「……くそー!!」

そうして、
私と雅也くんはスーパーへ。
隼人は自宅へとそれぞれ向かった。