「あ~…校長先生の話、相変わらず長いな~」

「俺、寝てたかも…」

「うちはね~
 夏休みのスケジュール考えてた~」

「まぁ、私も凛ちゃんと
 同じようなこと考えてた」


教室に着くと、クーラーがかかっていて
入った瞬間ヒヤッとして気持ちがよかった。

体育館はクーラーがないうえに、
みんなで密着していたから、汗がだらだらと。

大変だったな~。


「あ、清水」

「ん?」

「明日俺ん家、空いてるけど、
 この前の続きのゲームする?」

「おぉ!マジ?行く行く~♪」