『小浦、残ってやろか。』 顧問の先生から、特別指導。 噂に聞いた事がある。 夜の10時頃まで、ずっと練習させられるとか。 嫌っていうか‥だんだん怖くなってきた。 『まあ、頑張って。 俺、待っとこか?』 『ううん。 遅くなると思うから、先帰ってて。』 ほんまは『待っといて』って言いたいけど、本条に迷惑かけたくない。 10時まで、3時間も待たせるわけにはいかない。