ジョン)本当にルービックキューブが第4の犯行を?

トニー)ああ。貴方には世話になったし信頼してるから言うんだ。

ジョン)ありがとう。でも何で犯行が起こるってわかるんだ?

トニー)親父独自の暗号文で分かったんだ!

ジョン)マジか。

トニー)そこでだ。親父は天才だ。だから犯罪を実行させるんだ!

ジョン)なっ!

トニー)犯罪と言っても演技のな。

ジョン)どうやるんだ?

トニー)犯行を実行するんだ。でも皆にも演技してもらう。

ジョン)ほぉ。

トニー)もちろん警部にも。

ジョン)ほぉ。

トニー)親父は天才だ。犯行が出来ないと分かると逃走する。

ジョン)犯行の前に捕まえちまえばいいだろ?

トニー)犯行が出来ないと分かると出口を封鎖して出れなくさせる。

ジョン)くそ!

トニー)だから犯行は行わせる。だが誰も殺させない!!

ジョン)ああ。

トニー)最後は俺と親父が逃げることになってる。

ジョン)そうか。

トニー)親父はジョン警部の事だから私を連れて現場に行くだろうって。

ジョン)そうか。俺はあの野郎の言うとおり車で行ってるな。

トニー)親父は天才だ!だから怖い。

ジョン)協力感謝する!出所したらバカやろう。

トニー)もちろん警部のおごりでね。

ジョン)なんて奴だまったく。まぁ良いか。おごってやるよ。

トニー)よっしゃ。

ジョン)はは。

トニー)さてと、家に帰るか。おっと。買い忘れだ。

店の人)いらっしゃいませ。

トニー)小便が、すみません。トイレ貸してください。

店の人)はい。

トニー)ああ。すっきりした。さぁ。買い忘れのものを買おう。