天然お姫様


──車の中───

「あははは(^∇^) また階段から落ちたのか!」


笑いながら行ってくるお父さん。


「もう、いちごも中学生なんだから、階段から落ちるのやめなさいよ……はぁ」


そんな、呆れてため息つかなくたって、いいのにー。


「でも、あれだけ落ちてるのに怪我ひとつしないんだから、いいじゃないか!」


「おとう「あなた!褒めてどうするんですか!?」


お父さんに声かけようとしたら、助手席に座ってるお母さんがお父さんに注意した。