口角が片方だけ上がる光流くん。 光流くんとの事を忘れたわけじゃないだろうけど、芽依ちゃんはもう前を向いてるんだ。 過去を振り返っているのは、昔の2人の事を思い出している私だ。 「め、い。おかえり」 ようやく口を開いた光流くんの声は少し震えていた。