バッドエンドの物語。





あの日の業間。



後ろの席の芽依ちゃんは遠慮がちに私の肩を叩いた。



「みこちゃん‥だよね?」



くりっくりの大きな目で見つめられると、さっきまで芽依ちゃんを邪険に思っていたのが恥ずかしくなる。




「うん、そーだよ。おかえり芽依ちゃん」



心を悟られないように、出来る限りの作り笑顔を浮かべる。