「…沙良」 私の名を呼ぶ相馬君の顔はいつも私に向ける笑顔ではなく、酷く強張った顔で私を見ている 何で? 「相馬君?」 私と相馬君の視線が合わさったのに気付いた五十嵐さんが私の方を向き口元を緩めニイッ、と笑った--- えっ? その笑いは何? そう思った瞬間、私の足元がガラガラと崩れるのを感じた 五十嵐さんが相馬君の腕にしがみつき、そして相馬君へと身体を摺り寄せたのだ 「へッ?!」 「さーらちゃん、ごめんね。相馬君と付き合う事になったの」 その瞬間、シーンと静まり返る教室内 そして---