色のない世界


「おい寝るな!!」


急な机の揺れに目を覚ました。


……。


学校終わったんだ。


伸びをして顔を上げると……?


みんなの目線の先が自分に向けられているのに気がついた。


担任もこっちを見てる。



「自己紹介、次お前…立てよ」


目の前の席に座る男子があたしを見て言う。


面倒くさ。


なんでそんな事一々。


まーしょうがないか。
待たせるのもアレだから…一応は名乗っておく。


「阪宇治(さかうじ)中学出身…橘です」


いい終えてすぐ、席に座る。


途中
「下の名前はー」なんて聞かれたけど無視。


そのまままた寝た。
というか顔を伏せた。