HEVANS×LOVE(アイドルホストにつき本気(マジ)禁止!)

中に入ると後ろのドアはゆっくりと閉まった。

ドンッ


僕は二人に手を握られる…そう普通の女子なら美味しいシチュエーションだが



「僕にそんな趣味はないんだよ」

「何言ってるの乃彩ちゃん」

とニヤニヤ笑う呑或先輩。

「なんでもないです…本音漏れただけです」

「結局本音なんだよね」

そう少しだけクスッと笑う霧斗君グレーの髪が風で靡いてまあ僕が見てもかっこいい子だ。女子がほっとくわけもないだろう。


そう確信した後僕たちはその中をぐるぐると回った。


そして

「いてててっっ!?」

ちょっ手首もげる!
ぐいぐい引っ張る呑或先輩。


「こっちだよ、絶対僕の勘当たるもん」

いや、知るか

そういい左に行こうとする呑或先輩に霧斗君は…


「いいじゃないの?この子聞き分けないし」

子供扱か始めましたよ霧斗君
君は親ですか?


そうしてる間にも


「あああっ呑或先輩引っ張んないで!」

もげる!痛いんですけど!
というか僕は右に行きたかった。
なんて言う暇もなくニヤニヤ笑う呑或先輩の後をついて行った。


そして…


ドンッ

僕は思いっきし壁にぶち当たった。
巨人はこんな感じだったのだろうか…
あっやばい僕可笑しくなってる。


「いったぃ…」

頭を抑え込んでると…明らかに誰かの笑い声がした。そんなの誰だがすぐわかる話だけどね。こんなクスクス笑う人なんか


「最低だよ…ワザとだな!」


「ごめ~んまじで引っかかってくれるとはさぁ…くくっ可愛い乃彩ちゃん」

と笑う呑或先輩はゆっくり手を差し伸べた。


「可愛くない、後行きましょう、賞金がほしいです」


そう賞金は歌い手のun:cさん天月さんluzさんまふくんのCDとカゲプロのカノグッズ!

そして


いくっきゃない


となりましてね…この状況に
なんか僕を釣るような優勝賞金だけども
この際引っかかってもいい。

もらえるのなら!


「よし、行くぞ」


「なんかかっこいいね乃彩ちゃん」


「いいよ、言っとけばいいさ」

なんて答えると霧斗君が


「あんた結構可愛い性格してるね」

「いや、無いです、僕に可愛いって言う彼方たちは目が可笑しいです。病院おススメします」

なんて言いながらも僕たちは進んだ。


そして…


「のっ呑或ぁ…なんでここにいるんですか君が…」