HEVANS×LOVE(アイドルホストにつき本気(マジ)禁止!)

あれからまわってるんだけど…


「どうしたの?」


「いえっ何でもないです」


言えない

ドキドキして壊れそうなんて…
しかも手つないでるし…男苦手なんだよ

「嫌?僕と手つなぐのは?」


悲しそうな表情にぐっとくる


「そんなこと…ないと思います」


「よかった」

そう言ってまた微笑んだ


「ぉあっ!裕也じゃん後乃彩ちゃんだよね」


いきなり目の前に走ってきた

可愛い元気系というか…子犬みたいというか…一つわかるのは可愛い

「ちょっ…浅斗…いきなり走らないでっ」

ぜぇぜぇと息を切らす蒐兎君

この二人がペアか
だから女子がすごいわけだ

「きゃーかっこいい見てよっ」


「浅斗君と蒐兎君なんて激レアよ!」

写真を取られる始末だ

「いえーい」

「うっさいよ浅斗っ!」


浅斗君ってもうすっごいアイドル気質なんだな…


「そういえば出るの?」


「何を」

「障害物リレーだよ」


障害物リレー?


「競技が出される種目をペア二人で乗り気ってゴールするんだよ」

と目を輝かせる浅斗君


「勝ったら豪華賞品がもらえるベストカップルもあるけどね」

…でたくな


「でよっか?乃彩ちゃん」



「いや…僕は…」



「アイドル、乃彩ちゃんは強制的参加だって」


ポスターには僕の名前と


でかく書かれた



「強制参加」の文字だった



「ウソだろ…」


「まあがんばれ」

何故か

そのまま受付に向かうのだった。

そういえば…なんでこの人たち僕を知ってるんだ?